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OpenMediaVault on TERRA MASTER F2-220

OpenMediaVault on TERRA MASTER F2-220
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はじめに

最初はTOSで使っていたTERRA MASTER F2-220(以下F2-220)ですが、家庭内Active Directoryを構築した際に接続できなくなってお蔵入りしました。
しかしインターネットを検索してみるとF2-220にLinuxをインストール出来ることが分かりました。
Linuxがインストール出来るならばOpenMediaVaultを使えるのではと思いチャレンジしてみました。

準備

映像出力

F2-220には映像を出力する端子がないが基板上には実装されている。
そこでF2-220を開けて基板上の端子にAmazonで売ってるuxcell VGA HD15を接続してVGA端子に変換する。
これでディスプレイに表示できる。

システムディスク

F2-220を開けると内部のUSB端子にシステムがインストールされたUSBメモリーが接続されている。
ホットボンドで固定されているのでこれを丁寧に剥がしてUSBメモリーを取り外す。
システムディスクについてはOpenMediaVaultは頻繁に読み書きするそうなので、通常のUSBメモリーではなくSSDをUSBに接続したほうが良い。
今回は128GBのM.2 SATA SSDをUSBに変換するケースに入れて接続した。

増設RAM

これはあったほうがいいというレベルのもの。
F2-220はオンボードで2GBのRAMを積んでおりOpenMediaVault自体は1GBから動く。
基板裏側にスロットがありDDR3-1600LのSO-DIMMの2GBのものが使えるようである。
オンボードの2GBと併せて最大4GBまで増設できるらしい。

インストール

準備で用意したVGA端子をディスプレイと接続し、SSDを内部のUSBコネクタに接続する。
また背面のUSBコネクタの3.0のほうにDebianのネットインストールメディア、2.0のほうにキーボードを繋ぎ、インターネットに接続しているネットワークに接続する。
以降は下記リンクの手順通りにインストールすることで、F2-220にOpenMediaVaultをインストールして使うことが出来る。

おわりに

眠っていたF2-220の活用法を何気なく探していたら、Linuxをインストールした方がいらっしゃって、その手順を参考にしました(サイトは失念)。
幸いVGA接続できるディスプレイを持っていたので、uxcell VGA HD15を購入することで楽できました。
F2-220のディスクアクセスランプが赤のままなのが難点ですがいい感じに使えています。
これでNASを2台体制に出来たので写真データーをNAS間コピーすることでバックアップしやすくなりました。
やっぱりNASのデーターストレージはUSB接続より直接SATA接続ですね(^^;

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