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Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE

Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE
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はじめに

Proxmox Virtual Environment(以下ProxmoxVE)のLXCコンテナ生成についてのメモ。

今回はDebian 11のコンテナを生成する。

コンテナ生成

ProxmoxVEの管理画面にアクセスして、右上の「CTを作成」ボタンを押下する。

全般

Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE 1枚目

ノードはコンテナを作成するノードを設定する。
CT IDはコンテナのID。
重複しなければ自分で設定も出来る。
ホスト名はコンテナのホスト名になる。
パスワードはコンテナのrootパスワードになる。
SSH公開鍵を設定することでコンテナ生成直後から鍵認証が使えるようになる。
ただし鍵認証が使えるようになるだけなので、必要に応じてパスワード認証を手動で無効化する。

テンプレート

Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE 2枚目

ストレージはテンプレートがあるストレージ。
テンプレートはあらかじめダウンロードしたテンプレートを指定する。

ディスク

Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE 3枚目

基本的にはディスクサイズを変更するだけでよい。
ディスクを追加する場合は左下の「追加」を押下して追加する。

CPU

Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE 4枚目

必要なCPUコア数を設定する。

メモリ

Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE 5枚目

メモリーとスワップを設定する。

ネットワーク

Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE 6枚目

コンテナのネットワーク設定を行う。
「IPv4(IPv6)/CIDR」にはコンテナに設定するIPアドレスを入力する。
「ゲートウェイ」には使用するネットワークのゲートウェイを入力する。
IPv6については「SLAAC」を選択することで自動生成できる。

DNS

Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE 7枚目

「ホスト設定を使用する」でホストと同じDNSドメインとDNSを使用する設定になる。

確認

Debian 11 on LXCコンテナ on ProxmoxVE 8枚目

設定した項目の一覧が出るので確認したら「完了」を押下すると生成される。

設定

rootユーザーでログインして作業する。

ソフトウェア更新

コンテナとはいってもベースはDebian 11なのでaptでソフトウェア管理を行う。

apt update && apt -y dist-upgrade && apt -y autoremove && apt autoclean

ロケール

dpkg-reconfigure locales

メニューでja_JP.UTF-8を選択してロケールを生成する。

タイムゾーン

dpkg-reconfigure tzdata

メニューでAsiaTokyoを選択して日本標準時に設定する。

SSH

デフォルトでssh.socketが起動していてssh.serviceが無効になってる。

このままだと外部からSSHで接続できないため、ssh.socketを無効にしてssh.serviceを自動起動する。

systemctl stop ssh.socket
systemctl disable ssh.socket
systemctl mask ssh.socket
systemctl enable ssh.service
systemctl start ssh.service

おわりに

ProxmoxVEで私が普段使うことの多いDebianのLXCコンテナを作ってみました。
これをベースにサーバーを作ろうと思います。

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